寝る前のインターネットでリラックスすることは可能なのか 中原こころのクリニック精神科専門医とともに

最近では児童のネット依存の相談が増えております

■ 寝る前のインターネットは「悪」なのか

武蔵中原・元住吉・二子新地・溝ノ口・日吉などの沿線地域でも、

「寝る前にスマホを触ってしまう」

「ネットを見ていると眠れなくなる」

という相談は非常に多いです。

一般的には

“寝る前のスマホ=睡眠の敵”

と言われますが、実はもう少し複雑です。

結論から言うと、

というのが最新の研究の方向性です¹⁾²⁾。

■ なぜ寝る前のインターネットが問題になるのか

● ① ブルーライトで脳が覚醒する

ブルーライトはメラトニン(眠気ホルモン)を抑制し、

眠りにくくなります。

● ② SNSは「興奮系の刺激」が多い

•            他人の投稿

•            ニュース

•            コメント

•            比較

•            感情的な情報

これらは脳を興奮させ、

交感神経が優位になり眠れなくなる。

● ③ “終わりがない”ためダラダラ続く

ネットは「終わり」がないため、

気づくと1時間経っていることもあります。

■ では、寝る前にネットでリラックスする方法はあるのか?

結論:

あります。ただし条件つきです。

ポイントは

「脳を興奮させない使い方」

をすること。

以下は医学的にも推奨される方法です³⁾⁴⁾。

■ 寝る前にネットを使ってもOKな方法

● ① “受動的なコンテンツ”だけにする

•            癒し系の音楽

•            雨音・環境音

•            動物の動画

•            自然の映像

•            ASMR(刺激が強すぎないもの)好みに合わせてでいいと思います

これらは副交感神経を優位にし、

むしろリラックス効果があります。

● ② SNSは絶対に見ない

SNSは

•            比較

•            感情刺激

•            情報量の多さ

•            コメントのやり取り

など、脳を興奮させる要素が多すぎます。

寝る前のSNSは

睡眠の質を確実に下げる と言われています¹⁾。

● ③ 画面の明るさを最低にする

ブルーライトを減らすため、

•            ナイトモード

•            画面の明るさを最低

•            目から30cm以上離す

これだけで脳の覚醒が大きく減ります。

● ④ “時間を決めて”使う

•            10分だけ

•            1動画だけ

•            タイマーを使う

終わりを決めることで、

ダラダラ使用を防げます。

● ⑤ 「寝る前の儀式」にする

•            同じ音楽

•            同じ動画

•            同じ環境音

毎日同じものを見ると、

脳が「これは寝る準備だ」と学習し、

入眠がスムーズになります⁵⁾。

■ 寝る前にネットを使うと逆効果になるパターン

•            SNS

•            ニュース

•            メール

•            仕事のチャット

•            ゲーム

•            激しい動画

•            コメント欄を読む

•            調べ物を始める

これらは脳を興奮させ、

確実に睡眠の質を下げます。

■ まとめ

寝る前のインターネットは、

使い方次第でリラックスにも、睡眠の妨げにもなる。

ポイントは:

•            SNSは見ない

•            受動的なコンテンツだけにする

•            画面を暗くする

•            時間を決める

•            同じ動画・音楽を“寝る前の儀式”にする

これらを守れば、

寝る前のネットはむしろ“心を落ち着けるツール”になります。

新丸子・元住吉・高津・登戸・新川崎などのエリアの皆様、

寝る前のネット習慣を整えるだけで

睡眠の質が改善したケースは多くあります。

【引用文献】

1Levenson JC et al. Social media use and sleep disturbance. Sleep Health.

2 Exelmans L, Van den Bulck J. Bedtime mobile phone use and sleep. Sleep.

3 Harvard Health Publishing「ブルーライトと睡眠」

4 日本睡眠学会「睡眠衛生指針」

5 Mindell JA. Bedtime routines and sleep. Sleep Medicine Reviews.

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