DHA(ドコサヘキサエン酸)は、私たちの体内で生成できない、またはごく少量しか生成されない必須脂肪酸であるオメガ-3系不飽和脂肪酸の一種です。特に魚介類に豊富に含まれており、その健康効果への期待から、人気のあるサプリメントとして広く利用されています。本稿では、精神科および循環器のそれぞれの専門分野から、DHAの経口摂取がもたらす効果について、現在の科学的エビデンスに基づいた詳細な評価を行います。
1. DHAの基礎知識と生理学的役割
DHAは、脳や網膜、精子などの細胞膜を構成する主要なリン脂質であり、特に神経細胞においては、その膜の流動性を高め、神経伝達物質の受容体の機能を最適化する役割を担っています。また、DHAは体内で炎症反応や免疫応答の調節にも関与するとされています。
体内でのDHAの生合成は、α-リノレン酸(ALA)という植物由来のオメガ-3脂肪酸から行われますが、その変換効率は非常に低く、特に日本人の場合は欧米人に比べてその効率が低いことが指摘されています。このため、DHAを豊富に含む魚介類やサプリメントからの直接的な摂取が推奨されています。
2. 精神科領域におけるDHAの経口摂取の効果判定
精神科領域では、DHAが脳機能に与える影響に注目し、うつ病、不安症、ADHD、統合失調症、認知症など、多岐にわたる精神疾患や神経発達症に対する効果が研究されてきました。
2.1. うつ病
【科学的裏付けとエビデンス】
DHAを含むオメガ-3脂肪酸と気分障害に関する研究は数多く行われていますが、その結果は必ずしも一貫していません。
肯定的エビデンス(限定的):
複数のメタアナリシス(多数の研究結果を統合した分析)では、主要なうつ病(Major Depressive Disorder; MDD)患者において、DHAよりもEPA(エイコサペンタエン酸)の含有比率が高いオメガ-3脂肪酸サプリメントが、抗うつ効果をもたらす可能性が示唆されています。例えば、Grossoら(2014)のメタアナリシスでは、オメガ-3脂肪酸のサプリメントがMDDの症状を軽減する効果があるとし、特にEPAの用量が高い場合に効果が見られたと報告しています。
メカニズムの仮説:
神経伝達物質の調節: セロトニンやドーパミンといった気分に関わる神経伝達物質の合成、放出、受容体の感受性に影響を与える可能性。
抗炎症作用: うつ病の一部は、脳内の慢性的な炎症状態と関連していると考えられており、DHAやEPAの抗炎症作用が症状改善に寄与する可能性。
神経細胞膜の機能改善: 神経細胞膜の流動性を高め、神経細胞間の情報伝達効率を改善する。
BDNF(脳由来神経栄養因子)の増加: 神経細胞の成長や生存を促進するBDNFの産生を増加させる可能性。
限界と課題:
DHA単独の効果の不明瞭さ: 上述のように、多くの研究でEPAの役割が強調されており、DHA単独での抗うつ効果については、現時点では十分なエビデンスが確立されていません。บางメタアナリシスでは、DHA単独ではうつ病症状の有意な軽減が認められなかったと報告されています(Sublette et al., 2011)。
用量と期間: 効果が見られるとされる場合でも、比較的高い用量のオメガ-3脂肪酸(EPA+DHAの合計で1日1g以上、中には数g単位)が必要となることが多く、サプリメントの含有量や服用期間が影響する可能性があります。
研究の異質性: 研究デザイン、対象者(うつ病の重症度、併存疾患)、服用量、DHAとEPAの比率などが多岐にわたり、結果の解釈を難しくしています。
【精神科医の視点からの評価】
精神科医としては、DHAを含むオメガ-3脂肪酸サプリメントを「うつ病の主要な治療薬」として推奨することは、現在のところ標準的ではありません。しかし、以下のようなケースでは補助的な役割を果たす可能性を考慮します。
既存の治療への補助: 抗うつ薬や精神療法などの標準治療を受けている患者で、症状の改善が不十分な場合、補助的にDHA/EPAサプリメントを試すことは選択肢の一つとなり得ます。
魚の摂取量が少ない食生活の改善: 日常的に魚をほとんど食べない患者の場合、DHA/EPAの摂取が不十分である可能性があり、栄養状態の改善という観点から推奨することがあります。
妊娠中・産後のうつ: 胎児の脳発達にDHAが重要であること、産後うつ病のリスク因子としてDHA欠乏が指摘されることから、特に妊娠中や産後の女性に対してDHA摂取を推奨する場合があります。
【具体例】
「Aさんは30代女性で、軽度から中程度のうつ病と診断され、抗うつ薬を服用中ですが、気分の落ち込みがなかなか改善しません。Aさんの食生活を聞くと、魚をほとんど食べず、外食中心であることがわかりました。この場合、医師は、抗うつ薬治療を継続しつつ、不足している栄養素を補う目的で、EPAの割合が高めのDHA/EPAサプリメントの摂取を提案し、6ヶ月程度様子を見ることを検討します。」
2.2. 不安症
【科学的裏付けとエビデンス】
不安症に対するDHA/EPAの効果については、うつ病ほど研究が進んでいませんが、いくつかのポジティブな報告があります。
軽減の可能性: Su et al. (2018) のメタアナリシスでは、オメガ-3脂肪酸の摂取が臨床診断を受けた患者の不安症状を有意に軽減する可能性が示唆されています。ただし、健康な集団における効果は限定的でした。
メカニズム: 抗炎症作用、神経伝達物質の調節、ストレス応答(コルチゾールレベルなど)への影響が考えられています。
【精神科医の視点からの評価】
不安症においても、DHA/EPAサプリメントは補助的な位置づけであり、第一選択の治療とはなりません。しかし、ストレスが多く、不安症状が遷延する患者に対して、全体的な心身の健康維持の一環として、食事からのDHA/EPA摂取やサプリメントの利用を提案することはあります。
2.3. ADHD(注意欠如・多動症)
【科学的裏付けとエビデンス】
ADHDの症状(不注意、多動性、衝動性)とオメガ-3脂肪酸の関連については、様々な研究が行われています。
軽度な改善の可能性: いくつかの研究やメタアナリシスでは、オメガ-3脂肪酸(特にDHA)の摂取が、ADHDの症状、特に不注意の軽減に軽度ながらも効果を示す可能性が報告されています(Bloch & Qawasmi, 2011; Gillies et al., 2018)。これは、DHAが脳の実行機能に関連する前頭前野の機能や、神経伝達物質のバランスに影響を与えるためと考えられています。
魚油の有効性: ADHD児において、血液中のオメガ-3脂肪酸レベルが低い傾向があるという報告もあります。
限界と課題: 効果の程度は中程度から軽度であり、全ての患者に劇的な効果が見られるわけではありません。また、既存のADHD治療薬(刺激薬など)に匹敵する効果は期待できません。
【精神科医の視点からの評価】
ADHDの治療は、薬物療法、行動療法、ペアレントトレーニングなどが中心となります。DHAサプリメントは、これらの標準治療の代わりにはなりませんが、**補助療法として、特に薬物療法に抵抗がある場合や、軽度の症状の場合に試されることがあります。**特に、魚を食べる機会が少ない子どもに対しては、食事指導の一環として検討されます。
【具体例】
「B君は小学校3年生でADHDと診断され、授業中の不注意や集中力の問題が指摘されています。薬物療法には抵抗があるため、行動療法と合わせて、DHA含有量が高めの魚油サプリメントを毎日摂取することを試しました。数ヶ月後、完全に症状が消失するわけではないものの、以前よりも課題への集中時間がわずかに伸びた、という保護者からの報告がありました。」
2.4. 統合失調症
【科学的裏付けとエビデンス】
統合失調症の患者では、脳のリン脂質代謝異常が指摘されており、オメガ-3脂肪酸の欠乏が病態に関与する可能性が示唆されています。
早期発症統合失調症のリスク低減: 若年層で統合失調症の発症リスクが高いとされる「精神病ハイリスク状態(Clinical High Risk; CHR)」にある個人に対し、オメガ-3脂肪酸(EPA主体の製剤)を投与した研究では、その後の精神病性症状の発症を遅らせる、あるいは発症率を低下させる可能性が示唆されています(Amminger et al., 2015)。
既存の症状改善: 既存の統合失調症患者に対する研究では、抗精神病薬の効果を増強したり、一部の陰性症状(意欲の低下など)を改善する可能性が示唆されていますが、エビデンスは限定的です。
【精神科医の視点からの評価】
統合失調症は、薬物療法が治療の中心となります。DHA/EPAサプリメントは、あくまで補助的な位置づけであり、特に高リスク群への予防的介入としての研究が注目されています。
2.5. 認知症・認知機能低下
【科学的裏付けとエビデンス】
DHAは脳の主要な構成成分であることから、加齢に伴う認知機能低下や認知症への影響が注目されています。
加齢に伴う認知機能の維持: 健康な中高齢者や軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment; MCI)の個人において、DHAの摂取が記憶力や学習能力の一部を維持する可能性が示唆されています(Yurko-Mauro et al., 2015)。DHAは、神経細胞のシナプス可塑性(学習や記憶に関わる神経回路の柔軟性)に寄与すると考えられています。
認知症予防への期待と限界: アルツハイマー型認知症の予防効果については、研究によって結果が分かれています。進行した認知症の患者に対する明確な改善効果は確立されていませんが、予防的な観点からは期待が寄せられています。2023年時点の日本認知症学会のガイドラインでは、DHA/EPAの認知症予防効果については「推奨しない」とされていますが、一部の論文では、軽度認知障害の人には改善が見られるとの報告もあります。
メカニズム:
アミロイドβの蓄積抑制: アルツハイマー病の原因とされるアミロイドβの脳内蓄積を抑制する可能性。
脳血流の改善: 脳への血流を改善し、神経細胞への酸素や栄養供給を促進。
抗炎症作用: 脳内の慢性炎症を抑制。
【精神科医の視点からの評価】
認知症の予防として、バランスの取れた食事、運動、社会活動への参加が重要であり、DHA摂取もその一環として推奨されることがあります。特に魚の摂取量が少ない方には、サプリメントの利用を検討することも妥当ですが、認知症の治療薬としてDHAを推奨することはありません。
3. 循環器領域におけるDHAの経口摂取の効果判定
循環器領域では、DHAとEPAが動脈硬化性疾患(心筋梗塞、脳卒中など)の予防や管理において重要な役割を果たすことが広く認識されており、多くの臨床試験が行われてきました。
3.1. 中性脂肪(トリグリセリド)の低下
【科学的裏付けとエビデンス】
これはDHA/EPAの最も強力かつ一貫した効果の一つです。
確固たるエビデンス: 複数の大規模な臨床試験やメタアナリシスによって、DHAとEPAの経口摂取が、血中中性脂肪値を用量依存的に有意に低下させることが繰り返し示されています。一般的に、高用量(1日2~4g)のDHA/EPA摂取で、中性脂肪値が20%から40%程度低下することが期待できます。
具体例: VITAL試験(2018年)では、オメガ-3脂肪酸(EPA+DHA)サプリメントの摂取が、高トリグリセリド血症患者においてトリグリセリド値を低下させることが示されています。
メカニズム:
肝臓での中性脂肪合成の抑制: 肝臓におけるVLDL(超低密度リポタンパク質、中性脂肪を運搬する)の産生を抑制します。
脂肪酸酸化の促進: 脂肪酸の燃焼を促進し、中性脂肪の蓄積を減らします。
リポタンパクリパーゼ活性の促進: 血中のリポタンパク質(中性脂肪を運搬する)の分解を促進します。
【循環器医の視点からの評価】
高中性脂肪血症は、心血管疾患のリスク因子であるため、その管理は非常に重要です。DHA/EPAは、生活習慣の改善(食事、運動)に加えて、高中性脂肪血症の治療の選択肢として積極的に用いられます。特に、高純度のEPA製剤(例:エパデール)やDHA/EPA合剤(例:ロトリガ)は、医師の処方薬として使用されており、その効果は確立されています。
3.2. 心血管イベントのリスク低下
【科学的裏付けとエビデンス】
オメガ-3脂肪酸の心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中、心血管死など)への影響については、研究によって異なる結果が出ていますが、特定の条件下でその効果が期待されています。
肯定的エビデンス(特定の高リスク群):
REDUCE-IT試験(2018年): これは、スタチン服用中の高トリグリセリド血症患者(心血管疾患の既往があるか、または高リスクな糖尿病患者)を対象とした大規模な臨床試験で、高用量(4g/日)のイコサペント酸エチル(EPAのみの製剤)が、主要心血管イベントのリスクを25%低下させたという画期的な結果を示しました。この試験は、オメガ-3脂肪酸の心血管保護効果に関する最も強力なエビデンスの一つとされています。DHAは含まれていませんが、EPA単独での効果を示しています。
メカニズム:
抗不整脈作用: 特に心室性不整脈のリスクを低減する可能性。
抗血栓作用: 血小板凝集を抑制し、血栓形成のリスクを低減。
抗炎症作用: 血管壁の慢性炎症を抑制し、動脈硬化の進行を遅らせる。
血管内皮機能の改善: 血管の内皮細胞の機能を改善し、血管の弾力性を保つ。
血圧低下作用: 軽度ながら血圧を低下させる効果。
限界と課題(一般集団・一次予防):
幅広い集団での効果の不明瞭さ: REDUCE-IT試験のような特定の高リスク患者群を除くと、健康な一般集団における心血管疾患の一次予防(病気になる前の予防)としてのオメガ-3脂肪酸サプリメントの効果は、必ずしも一貫していません。DHAとEPAの両方を含む低用量(1g/日程度)の市販サプリメントでは、心血管イベントのリスクを統計学的に有意に低下させる確固たるエビデンスは不足しているのが現状です(例:VITAL試験では主要心血管イベントの有意な減少は認められなかった)。
摂取源: サプリメントよりも、魚を定期的に食べることによる効果の方が優れている可能性も指摘されています。これは、魚にはDHA/EPA以外の微量栄養素や抗酸化物質なども含まれているためと考えられます。
【循環器医の視点からの評価】
循環器医としては、DHA/EPAは、特に高中性脂肪血症を伴う心血管疾患の既往患者や高リスク患者に対して、標準治療(スタチンなど)に加えて、イベント再発予防の目的で積極的に推奨される薬剤・サプリメントです。しかし、健康な人が「お守り」として市販のDHAサプリメントを摂取することで、劇的な心血管イベントの予防効果を期待することは、現在のところ推奨されるものではありません。生活習慣の改善(禁煙、運動、バランスの取れた食事)が、引き続き最も重要な予防策であると強調されます。
3.3. 動脈硬化の進行抑制
【科学的裏付けとエビデンス】
DHA/EPAが血管壁の健康に与える影響についても研究が進んでいます。
血管炎症の抑制: DHA/EPAは、血管内皮細胞の炎症反応を抑制し、動脈硬化の初期段階である内皮機能障害の改善に寄与する可能性があります。
プラークの安定化: 動脈硬化プラークの破裂は、心筋梗塞や脳卒中の直接的な原因となりますが、オメガ-3脂肪酸は、プラークの安定化(破裂しにくくする)に貢献する可能性が示唆されています。
新しいメカニズムの探索: 最近の研究では、DHAが血管内皮細胞におけるNAD+(ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド)という重要な分子のレベルを増加させ、血管の老化を抑制する可能性が報告されています。これは、動脈硬化の新たな治療ターゲットとなる可能性を秘めています。
【循環器医の視点からの評価】
DHA/EPAの抗炎症作用や血管保護作用は、動脈硬化の病態生理に多方面から良い影響を与えると考えられています。将来的に、特定のバイオマーカーや画像診断を用いて、より個別にDHA/EPAの効果を評価できるようになる可能性があります。
4. DHAサプリメント摂取に関する全般的な考慮事項
4.1. DHAとEPAの比率
DHAとEPAは、ともにオメガ-3脂肪酸ですが、その生理作用には違いがあります。
DHA: 脳や網膜、神経系の発達・機能維持に重要。細胞膜の流動性に関与。
EPA: 抗炎症作用、抗血栓作用、中性脂肪低下作用に優れる。
精神科領域、特にうつ病やADHDにおいてはDHAの役割が注目される一方で、循環器領域ではEPAの心血管保護効果がより強調される傾向にあります。サプリメントを選ぶ際には、目的に応じてDHAとEPAの適切な比率を考慮することが望ましいです。
4.2. 摂取量と安全性
推奨摂取量: 日本人の食事摂取基準(2020年版)では、DHAとEPAの合計で成人1日1g以上(目標量)が推奨されています。これは、心血管疾患の予防効果を期待する際の目安となります。
治療目的での高用量: 疾患の治療目的でDHA/EPAを摂取する場合、医師の管理下で1日2~4gの高用量が処方されることがあります。
副作用: 一般的なサプリメントの摂取量であれば、重篤な副作用は稀です。主なものとして、消化器症状(胸やけ、吐き気、下痢など)、魚臭いゲップなどが挙げられます。
出血傾向: 高用量のオメガ-3脂肪酸摂取は、理論的に出血傾向を高める可能性があります。抗凝固薬(ワーファリンなど)や抗血小板薬(アスピリンなど)を服用している場合は、必ず医師に相談してください。手術を控えている場合も一時的な中止が推奨されることがあります。
品質: 魚油は酸化しやすい性質があるため、サプリメントの製造過程や保管方法が重要です。酸化した魚油は、むしろ健康に悪影響を及ぼす可能性があります。抗酸化剤(ビタミンEなど)が含まれている製品や、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが重要です。
4.3. 食事からの摂取との比較
サプリメントは手軽ですが、DHA/EPAを豊富に含む魚(サバ、イワシ、アジ、マグロなど)を定期的に食べることも非常に重要です。魚にはDHA/EPAだけでなく、タンパク質、ビタミンD、セレンなど、他の有用な栄養素も含まれており、相乗効果が期待できます。日本の伝統的な食文化では、魚を多く摂ることで、DHA/EPAの摂取量が欧米諸国よりも多い傾向にあります。
結論
DHAの経口摂取は、精神科および循環器領域において、それぞれ異なる期待とエビデンスを持っています。
精神科領域: うつ病やADHD、認知機能の維持に対して補助的な効果が示唆されていますが、DHA単独の効果は限定的であり、EPAとのバランスや用量が重要です。疾患の主要な治療法としてではなく、標準治療の補完や栄養状態の改善として考慮されます。
循環器領域: 特に高中性脂肪血症の改善に対しては、DHA/EPAの明確で強力な効果が確立されており、医薬品としても広く利用されています。心血管イベントのリスク低下についても、特定の高リスク患者群においては強力なエビデンスが存在します。
いずれの領域においても、DHAサプリメントは、バランスの取れた食事や適切な生活習慣の代替となるものではなく、あくまでその補助として位置づけられます。特定の症状や疾患の治療目的で摂取を検討する際は、必ず医師や薬剤師と相談し、個々の健康状態や服用中の薬剤との相互作用を考慮した上で、適切な用量と期間で利用することが不可欠です。科学的なエビデンスは日々更新されており、最新の情報を参照し続けることが重要です。
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